テコンドー福岡で習うなら筑紫野道場

むむむ、困った・・書きたい・・立派な事を書きたい・・

もぅ「無性に立派な事を書きたい病」である・・・

せっかくこういう場があるので「筑紫野道場とは」とか「指導方針」とか「理念」とか・・

書きたい・・・立派な事を無性に書きたい・・

 

んが、しか～し・・書けない・・書きたいけど書けない・・

 

なぜなら、誠に残念ながら自分が凡人すぎる・・

もぉ超凡人、、、師範的オーラ0。

自分でも師範である事に違和感を覚えてしまう。

テコンドーレベルにいたっては小学生Jrの部に鍛えてもらってるほうだし・・

まったくもって「素敵な師範」である要素がない・・

 

正直に言ってしまえば、こんな私なんかより一般部の黒帯連中のほうがよっぽど凄い。

テコンドーの腕前は全国レベルの強さだし、Jrの面倒見がよく、保護者の信頼も厚かったりする・・

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ある意味、これが筑紫野道場の特徴と言ってもいい。

もぅ軽くジェラシーである。

 

右を向いても左を向いても「上司にしたいベスト5」や「彼氏にしたいベスト5」に

ぶっちぎりでランクインしちゃいそうな奴らばっかりなので、平凡が信条の私としては書くのに腰が引けてしまう・・

 

間違って素晴らしい事でも書いてしまうと、鼻で笑われた上に口をきいてもらえない気がしてならない・・

想像しただけでも恐ろしい、、はっきり言っていじめである。

 

ね、なんか書きにくいでしょ？いじめられたらかわいそうでしょ？

そんな感じで「師範が弱くて器が小さいと皆ここまで育つのか」を地で行く僕が書ける事なんてたかが知れているのである。

しかも立派な事を書きにくい理由は他にもある。

 

 

まー、うちの道場、一般の部も自慢だが、父兄の皆さまも感じが良い。もぉ非常に良い。

こう書くと「高橋、媚びてるな・・」とか「あいつ、月謝上げる気やで」とか思われるかもしれないが、そんな事はない。

月謝にいたっては100円でも高いに越したことはないが、そんなつもりではないので誤解されぬようお願いしたい・・

 

道場も長い事やってると、色々な父兄の方と接する機会が多い。

勿論、教育方針や子供さんへの想いは様々で、お話をさせてもらうと、とても勉強になる。

まぁ中には、試合の勝敗だけを見て、負けて戻ってきた選手の前で大きなため息をついたり、

感情に任せて怒鳴り散らすママさんや、まるで自分が恥をかかされたと言わんばかりに子供を陰に連れていき、

虐待よろしく、ひっぱたきまくる格闘技経験0のパパさんとかもいたりする。

 

一応、あんまり目に付く場合はその親御さんの所属する先生にお話したりもするが・・

そういう親御さんにかぎって「結果がすべて」とか「我が家の教育方針」とか言ったりする。

まぁ、色々な考えがあってよいとは思うが・・・

 

まず、試合の結果が全てではない。試合なんぞ勝っても負けても成長の糧だ。

植物ですら水をあげる時ポジティブな言葉をかけてあげれば綺麗な花を咲かすのだ。

成長の糧を得た時はポジティブな言葉をかけてあげて欲しいものだと思う。

 

小言や説教は先生・コーチに任せとけばよろし。

道場には道場の教育方針があるのだ・・・

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それに子供たちは、小言や説教五月蠅い指導者の為だけに頑張っているのではない。

応援してくれる家族や仲間たちの為に頑張ったりするもんだ。

​

だから、負けたとしても「カッコ良かったよ！次もカッコ良い姿をみせて！」と本音を聞かせてあげればそれで良い。

あきれながらの「これからは先生のいう事をしっかり聞いて、黙って頑張りなさい！」では響かない、、

 

僕は、筑紫野道場の父兄の皆さんのおかげでいつも再認識させられる。

本当に優しい・・子供の自発を信じて待つ姿勢や、負けても笑顔で受け入れる姿の美しさ、

より良い環境を作ってあげようとする想い・・

​

僕は皆さんから、いつも大切な事を学んでいる。

 

ちなみに、僕も人の親だが、子供の指導員が自分のような人間だったら、それはそれは立派な

モンスターペアレントになっていただろう・・・

顔にしまりがないとか、お腹にしまりがないとか、ちょっとイケメンだからって調子に乗るなとか、

ありとあらゆる罵詈雑言をぶつけるにちがいない、、、

 

いつも暖かい目で道場を見守って下さる保護者の皆さん

本当にありがとうございます。

ついでに100円月謝上げても良いですか？

あっ、すいません、感情が暴走しました。

 

ねっ、そんな皆さんをさしおいて指導がうんたらかんたらと語れないでしょ？

もぅ出来れば、「筑紫野道場のご挨拶」は父兄さんにお願いした方がいいのではなかろうかと思ったりするのです・・・

 

そして、たまたまこれを読んでる子供たちへ

別に君達に偉そうな事を言うつもりはないが、常々思う事がある。

 

君たちは将来、どんな大人になるのだろう・・

どんな夢を持っているのだろう・・

 

本当の事を言おう。君たちは何でもなれる。

頑張ればきっと夢は叶う・・なんて羨ましい・・・

​

僕がプロ野球選手やお医者さん、消防士や警察官になれる可能性はどれくらいだと思う？

ほぼ無い、かほんの少しだ(笑)、が、君たちがなれる可能性はどれくらいだろう？

きっと「頑張ればなれるかも・・」だと思う。

だったら、夢に向かって頑張りなさい。自分の可能性を信じなさい。

 

ほーら、うちの道場にきたら、夢が叶っちゃうぞ！

おいちゃん、本当は魔法を使えるんだ・・さーママンに

 

「筑紫野道場に行きたいよう」と素直に言ってみよう！話はそれからだ！！

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それを踏まえた上で道場の子供たちへ、、

中にはテコンドーで有名になる子もいるだろう、オリンピックを目指す子も出てくるだろう。

そうじゃなくても、自分の夢がみつかったら是非、頭に「日本一の」か「世界一の」を付けて欲しい。

「日本一の○○になる！」そんな夢が出来た時、きっと道場で培われたものが大きな武器になってくれるはずだ

​

夢を目標に変えてしっかり頑張ってほしい・・

「叩かれない、怒られない時代」の子供たち

良い意味でも悪い意味でも、そんな時代を作ったのは私達大人で、君たちは何も悪くないのだが、、

 

そんな時代なのに君たちは怒られる。声が小さいからと怒られ、礼節を間違えれば帯が上の者から遠慮なく蹴られ、

先生の理不尽に振り回されたりもする。

 

恥ずかしいからとか、学校の先生にはこんな態度でも怒られないとか、今、僕、反抗期ですとか・・・

そんな言い訳は一切通用しない。

それが道場

 

礼節を知り秩序を学び、痛みを知り思いやりを学ぶ。

 

そんな事は言葉で教える事ではない。

必然的に学んでいくものである。

だからそれを道場の方針として書き連ねようとは思わない。が

それはかけがえのない教えで、きっと君たちの武器になる。

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厳しい環境で鍛われる君たちは、逆境に立たされても、少しもひるまず立ち向かっていくだろう。

そんな力を道場で養っている。

そしてなにより、言葉で言われなくても、君達の身体には染みついている。

​

だって君たちは、辛く悔しい事があっても、凛として、眼に涙をため、歯を食いしばり、

顔をあげて、立ち上がろうとするじゃないか・・

そんな君達を見守り、応援する道場でありたいと思っている。

 

そしてこれが立派な事を書けない最後の理由・・

 

私、その姿を見て泣いてしまうんです・・子供頑張ってるのに・・

もぅその横でびーびー、、「本気か？」ていうくらい・・

しょっちゅう「また、高橋の目が赤いぞ、おい、誰だ泣かした奴・・」なんです。

やっぱり、私もまだまだ未熟です。

ねっ、立派な事書けないでしょ？だからもぅいいんです。

立派な事書くの諦めました・・

うち、そんな道場なんです・・

 

もし、今からテコンドー、いや何か武道を始めたい方は是非、近くの道場を覗いてみて下さい。

 

中には「私、達人です・・ええ、仙人と呼ばれてます」って先生や

「え？私ですか？ええ、強いですよ、私自身○○の代表で、

こんなにメダルがあって、肩書はうんたらかんたら・・」って

先生もいらっしゃいますが・・・基本的には良い先生ばっかりです。

 

子供たちはもちろんのこと、立場や環境で自分から大きな声で挨拶ができなくなった方、

人には掃除をお願いするが自分からは率先して出来なくなった方、そんな方にはお勧めです！

道場というところは思う以上に得るものが多いんです！！

けして早すぎる・遅すぎるという事はありません。一緒に頑張りましょう！！！

 

 

福岡県テコンドー協会　筑紫野道場　　範士　高橋 健太郎